プロフィール
野崎美波
ラウンジ、ボサノヴァ、クラシカル、ニューエイジ、音響系と、様々なジャンルを横断する作曲・編曲・演奏活動で、映画、CM 、アニメ、WEBなどの分野で活躍中の作曲家。演奏楽器は、ピアノ、はなうた、マックなど。ちなみに趣味は園芸。 野崎美波 official web site ブログパーツ
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先日発売されたフィルムワークスvol.2東京のセルフライナーノーツを自分のためにも、少しずつ書いてみようと思いました。気が向いたときに、更新していこうかと思っております。気長にお付き合いいただけたら幸いです。まだ作品を見てない方には、あ、それは言わないでおいて!ってことも書いてしまうかもしれないので、お気をつけ下さいませ。
No.1 「一枚の履歴書」 日向朝子監督が311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』のために作った3分11秒の短編です。とある二人の女子高生のお話。 映像を先にいただいた後に曲を作ることができました。私は映像を見ながら曲を作るのが大好きです。映像をじっと見ているといろいろな音が浮かんできます。 彼女たちが路地で楽しそうに話す後ろ姿を追うシーンにタイトルが入り、ここから音楽が始まります。タイトルのフレーズは女の子の会話がヒントになりました。台詞にあるようにちっちゃな魔女がぽんぽんとのぞいてるようなイメージです。 イントロ部分ができた後は、いったん映像の時間軸から頭を離して、1曲を完成させました。こんな時が自分にもあったなあと学生時代を思い出しながら、普通の女の子たちの快活な雰囲気と戸惑いといった雰囲気を大切に作りました。日向監督の映画では、どちらかというと、あまりでしゃばらないように控えめな音作りをすることが多いのすが、今回は活き活きとした女の子の雰囲気を出したかったのと、短編だったこともあり、思い切ってテンポのいい音楽を作りました。 MA(映像と音、音楽を合わせる作業のことです)では、最初に決めていたIN点からちょっと後ろにずらしてみたら、映像のリズムと奇跡のようにかみあいました。最初に決めていたIN点もそんな悪くはなかったのですが、ほんの1秒もいかない時間をちょっと移動させるだけで、こういったマジックが起こります。これが快感なのです。音楽はさわーっとさりげなく始まり、もりもり進んで、少し止む。そして、迷いながらまた始まり駆けてく。流れるような風、じわっと止まる風、さわやかに抜けていく風。とても気持ちのいい時間が流れるお気に入りの作品になりました。 そして、この作品のロングバージョンがアジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア、そのジャパン部門に選出されました!。2012年6月15日から30日まで、原宿、表参道、横浜にて開催。公式サイト http://www.shortshorts.org/2012/ #
by minaminozaki
| 2012-06-04 21:21
| CD film works vol.2
昨日は、私のアルバム「フィルムワークスvol.2 東京」の発売日でしたー! 来月公開の映画「東京無印女子物語」をはじめ、「一枚の履歴書」「フォーゴットン・ドリームス」「森崎書店の日々」「吉祥寺の朝日奈くん」「夕闇ダリア」「惑星のかけら」の7本分の映画のサントラから厳選して収録しました。偶然にもすべて2010年代の東京を舞台にした作品だったので、サブタイトルに「東京」とつけました。 話題のスカイツリーではなくて、ジャケットは東京タワー。 実はこの写真、父が撮った写真です。元はだいぶ色味が違うのですが、デザイナーのスタジオミミズク原惇子さんが素敵に魔法をかけてくださいました。今回のアートワーク、とってもお気に入りです!そして、裏ジャケットは私が撮った東京の空(雲)の写真(これはお買い求めになった方にしかわからない特典!?かしら。。。)こちらは通称「うさぎ雲」と呼んでます。ちなみに、フィルムワークスvol.1も父の写真だったりします。前回、希望をこめてフィルムワークスvo.1と最初に番号をふってしまったのですが、vol.2を作ることができて、感謝です。 マスタリングは巨匠赤川新一さんです。複数の映画の音楽なので、監督によって音楽のテイストもいろいろですが、いい雰囲気でまとまった楽しいアルバムに仕上がったかと思います。 どうぞみなさまよろしくお願いいたします。 #
by minaminozaki
| 2012-05-31 17:23
| CD
311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』 から、
日向朝子監督の「一枚の履歴書」の音楽を担当しました。 11月5日、6日に開催される「Drop Cinema Festival」で、 311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト『明日』が上映されます。 11/6の11:00から、シネマート六本木です。 東京では初上映なんだそうです! #
by minaminozaki
| 2011-10-28 10:50
| 映画
Intel社のWebムービーの音楽を担当しました!
演出は、森崎書店の日々の日向朝子監督です! 参加型ムービです。答えも入力してみてください。 回答によって音楽もちょっと変わります♪ すぐネットPC ドラマチックツイートムービー 「すぐネットPC だれだっけと言われる男」 http://www.sugu-netpc.com/ #
by minaminozaki
| 2011-10-28 10:46
| インターネット
時間が経ってしまいましたが、、、 先日の7月18日の私のコンサートにはたくさんのお客様にお集りいただきました。 お越しいただきましたみなさま、来られなかったみなさまも、 どうもありがとうございました! 初めて、、、というのも恥ずかしいですが、 やっと演奏する楽しみを感じられたコンサートでした。 客席からのあたたかい空気に後押しされ、 ぐっと音楽を奏でる事に集中できた幸せな時間でした。 今回は一人で登場するのは心細かったので、チェロの橋本歩さんと一緒に 青い5月のセレナードで始まりました。 橋本さんの艶やかなチェロの響きに、緊張しすぎた心を預けて、 どんどん心を溶かしていきます。この曲は不思議と音楽の頭にすーっと入っていけます。 最初のゆっくりの助走は緊張していても大丈夫、 そして、クライマックスにくると、頭が空っぽになれる、 そして元に戻って来れる、、、演奏している方からみるとそんな風に感じる曲です。 と、この調子で1曲1曲について書いていると、いつまでたっても レポートが終わらなくなってしまいますね。(笑) 当日の録音を聞きながらレポートを書いてます。 あ、MCはいつもながらメチャメチャだな、、、 あ、でも会場の笑い声がたくさん聞こえる。 みなさんあたたかいー♪こんなに笑ってもらっていたんだ、、、少しほっとしました。 そしてソロが続き、途中からフルートの国吉さんの登場です。 国吉さんともずっといろいろな曲でご一緒させていただいてますが、 国吉さんが出演されると、ステージがグっと引き締まります。 安心感があります。そして橋本さんもです!合奏はとても楽しかった♪ 今回は特別ゲストで関根結花ちゃんにご出演いただきました。 彼女の声は、透き通っていて、心が洗われるような気持ちになります。 一緒に演奏できてとても光栄でした。 あ、そうそう、もう明日ですが、 7/29にFairiesのリリースチャリティーコンサートで、 またMoonbowで関根結花ちゃんと演奏いたします。 (チケットはもうSOLD OUT ですが。) Fairiesのアルバム「眠りの森の少女」に2曲参加させていただきます。 どちらの曲も元はピアノ曲のAlvar Aalto(アルバム『Air』収録)なのですが、 Fairiesの妖精さんたちを通した二つの違う世界になっていると思います。 Fairiesのアルバム「眠りの森の少女」公式サイトはこちらからどうぞ↓ http://www.fairy-voice.com/ 一部 01. 青い5月のセレナード 02. 紅い灯 03. A Village 04. Alvar Aalto 05. fairly 06. adelie cat 07. Air 08. bon ami 二部 01. 森崎書店の日々 02. A Sketch 03. After Dark 04. aquarius 05. すみれ 06. Lamps Of Heaven 07. Moonbow (ゲスト:関根結花) 08.hanabi アンコール さくらさくらさくら 2011年7月18日(月・海の日) 会場 :sonorium 出演 :野崎美波(ピアノ) ゲスト:橋本歩(チェロ)、国吉静治(フルート) スペシャルゲスト:関根結花(歌) #
by minaminozaki
| 2011-07-28 00:27
| ライブ
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